2021年4月の投資成績です。
4月は2.6%の上昇。今年に入り既に14.9%の上昇で好調を維持しています。
TOPIXは以下のとおり。
- 1カ月を通して大きな下落もない安定した推移
- 金利が落ち着きハイテク株が上昇
- 株式の分配金は417.2ドル(今年度合計1895.3ドル)
- 給与からの投資比率は50%
投資方針について
あらかじめ投信方針について説明しておきます。
- 約5000万円をフルインベストメント
- VTI、VYM、QQQなどの米国ETFを中心に構成
- 個別株は高配当株が中心(バリュー投資)
- リスク分散として金、債権、REIT、新興国などのETFも組み込む
- ドル高で振替をしたくないため日本株も一部保持
元々は高配当株が中心でした。しかし、分配金は全て再投資にあてるので税金分投資効率が悪くなるため、ETF比率を増やしています。
4月末時点の保有銘柄と構成比率
4月は、売買が少なかった1か月です。
債権ETFであるBNDを一部売却し現金化。日本円が余っていたのでアルケゴスショックで急落した野村を追加購入しています。
銘柄 コード | 平均取得 単価 | 現在値 (5/1) | 評価 損益率 | 保有割合 | 銘柄名 |
VTI | 186.34 | 217.1 | 16.5% | 19.1% | バンガード トータルストックマーケットETF |
VYM | 81.28 | 103.67 | 27.6% | 9.3% | バンガード 米国高配当株式ETF |
QQQ | 309.7 | 337.99 | 9.1% | 8.8% | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET |
IAU | 17.4 | 16.85 | -3.2% | 8.4% | iシェアーズ ゴールド トラスト |
MCD | 197.47 | 236.08 | 19.6% | 7.3% | マクドナルド |
XLRE | 36.88 | 42.77 | 16.0% | 5.1% | 不動産セレクト セクターSPDR ファンド |
AAPL | 122.83 | 131.46 | 7.0% | 4.1% | アップル |
ABBV | 100.38 | 111.5 | 11.1% | 4.0% | アッヴィ |
8058 | 2781 | 3020 | 8.6% | 3.9% | 三菱商事 |
8604 | 593 | 587 | -1.0% | 3.5% | 野村 |
NKE | 139.94 | 132.62 | -5.2% | 3.1% | ナイキ B |
MO | 41.34 | 47.75 | 15.5% | 2.8% | アルトリア グループ |
KO | 46.83 | 53.98 | 15.3% | 2.8% | コカ-コーラ |
VZ | 56.46 | 57.79 | 2.4% | 2.7% | ベライゾン コミュニケーションズ |
PM | 74.44 | 95 | 27.6% | 2.7% | フィリップ モリス インターナショナル |
KHC | 31.6 | 41.29 | 30.7% | 2.4% | クラフト ハインツ |
BND | 87.26 | 85.26 | -2.3% | 2.0% | バンガード 米国トータル債券市場ETF |
IBM | 120.45 | 141.88 | 17.8% | 2.0% | インターナショナル ビジネス マシーンズ |
JNJ | 149.41 | 162.73 | 8.9% | 1.9% | ジョンソン & ジョンソン |
IWM | 224.01 | 224.89 | 0.4% | 1.6% | iシェアーズ ラッセル 2000 ETF |
VWO | 50.29 | 52.98 | 5.4% | 1.3% | バンガード FTSEエマージングマーケッツETF |
XOM | 38.37 | 57.24 | 49.2% | 1.1% | エクソン モービル |
2021年4月の分配金は417.2ドル
2021年4月の分配金は417.2ドルでした。
分配金が発生した銘柄は5銘柄です。
銘柄
- VTI(ETF)
- KO(コカ・コーラ)
- NKE(ナイキ)
- BND(ETF)
- PM(フィリップ・モリス)
分配金を再投資にまわると税金が差し引かれるため、長期投資の効率が悪くなります。そのため、高配当株は徐々に売却し、キャピタルゲインが期待できる株式にリバランスを行っています。
2021年5月のシナリオと戦略
5月は以下のようにシナリオをたてています。(あくまでも個人的見解です)
- 好決算だったGAFAMが市場をけん引(NASDAQ、S&P500が引き続き上昇)
- セルインメイは起こらない(納税期限が1か月ずれたため)
- 金利は1.6%から徐々に上昇
- ドルは底堅く景気回復にあわせて上昇傾向
引き続き株価上昇を想定した強気相場が続きます。一方、テーパリング(量的緩和の縮小)を意識した動きもあり、一時的な下落局面も出てくる見込みです。
そのため、ポートフォリオも数ヵ月かけて、守りの構成に変えていこうと考えています。具体的には好調だった高配当株を一部売却。下落局面でVTIなどのETFを追加購入です。
このあたりの相場の動きは、田中泰輔さんの『逃げて勝つ 投資の鉄則 』を参考に引き続き検討していきます。
この本は、向こう1~2年を予測するために参考となる情報が多く、今読むべき本なのでおすすめです。