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着実な資産形成は40代以降の人生に大きなメリットをもたらす理由

2021年5月17日

20代から20年近く資産形成をしておけば、40代以降の人生に大きなアドバンテージをもつことができます。

どれくらいの資産があればよいかというと、40代で3000万円以上と思っています(私の体験上の数値です)。

それだけの資産をつくること自体が難しいんじゃないか?

そんなことはないです。毎月7万円を年利7%で20年運用すれば約3600万円の資産をつくることができます。20年という時間と毎月7万円を投資する習慣さえつければ、大半の人に可能性のある数字です。

私自身も現在40代なかばで5000万円以上の金融資産をもっています。20代は年収280万円、サラリーマンとしての給与を投資しただけでここまで積み上げることができました。

そして、その5000万円という資産が今後の人生に大きなメリットをもたらすことを実感しています

着実な資産形成は40代以降の人生に大きなメリットをもたらす

具体的に、どういうことでメリットがあるかというと、以下の内容です。

  1. 仕事でのストレスが激減する
  2. 老後のお金に心配することがない
  3. 残りの人生の選択肢が増える
  4. 億り人になれる可能性が高い

総じて精神的余裕が生まれることが、何よりも大きいです。20代の人は、20年後のこのような状態を見据えて資産形成することをおすすめします。

それぞれの内容について詳しく説明します。

1.仕事のストレスが激減する

まず最初のメリットは仕事のストレスが激減することです。

平均的な40代半ばのサラリーマンだと、住宅ローンの残債あり、子供の受験、親の介護などのお金が必要なできごとが目白押しです。しかも、会社では中間管理職で上司からも部下からも板挟みで、何のために働いているのかわからなくなるほど窮屈です。

仕事でヘマをして評価が落ちるということになれば、自分のお小遣いが減るなんて人も多いと思います。

しかし、資産が充分にあれば、評価が落ちて多少給料がさがってもダメージをうけることはありません。自分の人生を、仕事に依存する必要がなくなります。

また、このような余裕が生まれると、逆に仕事が上手くいくことも多いです。それにより、評価があがるなんてことも、よくある話です。

2.老後のお金に心配することがない

老後2000万円問題も、どこ吹く風で全く心配する必要がなくなります。仮に年金がさらに減っても全くダメージをうけません

老後2000万円問題とは、現在の年金制度では老後の生活に必要なお金をまかなうことができないので、各自で資産形成が必用という内容です。個人で老後に取り崩せる2000万円以上の資産を用意しておく必要があります。

資産があればその心配もいりません。40代でそこまで資産形成ができたのであれば、その後も投資でさらに資産を増やせる可能性も高まります。

3.残りの人生の選択肢が増える

資産があれば、定年までサラリーマンとして働く必要がなくなります。

セミリタイアや今話題のFIREなどにより、自分が好きなことを優先した選択肢もとることができます。

なお、FIREを説明すると「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉で、日本語では「経済的自立と早期退職」という意味です。30代~40代で充分な資産をつくり、早期退職をして残りの人生を楽しむためのライフスタイルです。

実際にFIREした人は以下のような生活をしています。

  • 海外に移住してサーフィンをしながらのんびり暮らす
  • 地元の小学生を集めたサッカースクールを仕事にしている
  • ハンドメイドアクセサリー作りをネットで販売している
  • 仕事を辞めてプロゲーマーとして毎日ゲームを楽しんでいる

フルで働かなくても、時間の一部を好きなことに割り当てられるのは大きなメリットです。

4.億り人になれる可能性が高い

40代で3000万円以上保有している人は、資産1億円以上を所有する「億り人」になれる可能性が高いです。仮に5000万円あれば、年利6%で運用するだけで12年後には1億円を超えた資産になります。

はやい人で50代前半には1億円以上の資産を手に入れることができます。

その後は、働かなくても資産の一部を切り崩して生活をすることもできます。切り崩し額は一般的にリタイアする人たちが取り入れている「4%ルール」に従うとよいです。1億円の4%、年間400万円を使って生活することが理想です。

年間4%切り崩しても、年利6%の運用をしていれば毎年2%づつ資産が増えることになります。これだと、一生資産が減ることはなく、かなり余裕のある生活をすることができます。

まとめ

就職してから毎月どれくらい投資すると20年後の資産がどれくらいになるのか、それは以下の表の資産になります。

22歳から毎月10万円積み立てれば、20年後には約4500万円です。これは複利の効果が大きく、銀行預金では実現することができません。

「20代からはじめないと意味がないのか?」

そんなことはありません。
40代からはじめた場合、早期退職は難しいですが老後に向けた充分な資産をつくることができます。

これから資産形成をはじめようという人は、こちらのブログに詳しく書いていますので参考にしてみてください。(FIREをめざしていない人にも参考になる内容です)

≫FIREめざす人が知っておくべき資産形成のやり方

この記事では、以下の内容を知ることができます。

  • どのようにして証券会社を選んだらよいか
  • 節税対策として「つみたてNISA」をどう活用すべきか
  • どのような商品に投資をすればよいのか

複利をいかすためには長期投資が基本で、はやく始めれば始めるるほど有利になります。資産形成をする必要を感じているのであれば、はやく行動することをおすすめします。

※口座開設は以下3つのネット証券がおすすめです。
大差ないので3社とも口座開設して比較してみるのもよいです。いづれも口座開設は無料です。

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