インデックス投資をする人に、おすすめのネット証券会社3社を紹介します。
インデックス投資をするにあたって、証券会社を選ぶポイントは以下の3点です。
- 取引手数料が安い
- 米国株への投資が可能
- つみたてNISAの取扱い種類が豊富
大きな差はないので、どのネット証券をメインにするかはツールやサイトの使いやすさで選ぶのがよいです。いづれも口座開設は無料なため余計な費用はかかりません。
目次
インデックス投資で証券会社を選ぶポイント
取引手数料が安い
インデックス投資において、取引手数料などの費用を抑えることは基本的な内容です。例えば毎月5万円投資していた場合、たった1%違うだけで20年後には約130万円もの差がうまれます。
インデックス商品自体の年間手数料はもちろんのこと、売買にかかる手数料も安いところを選らんだ方がよいです。昨今のネット証券会社は米国株のETF(インデックス商品を含む)の手数料を無料にしているところも増えてきています。
米国株の投資が可能
インデックス投資の投資先は全世界か全米株式を中心に据えるのが基本です。投資信託であれば国内口座でも買うことはできますが、米国株のETFを直接解体場合は、米国株を取り扱っている証券会社を選ばないと買うことができません。
今は不要だとしても、将来的に買う可能性が出てくるので米国株を購入できる証券会社を選んだほうがよいです。
つみたてNISAの取扱いが豊富
インデックス投資をするのであれば「つみたてNISA」を最大限活用したいです。「つみたてNISA」とは株式で得た利益を20年間非課税にする制度です(通常約20%の税金がかかります)。
証券会社によって「つみたてNISA」の取扱い種類が異なるため、豊富に取り揃えているところを選択したほうがよいです。
この3つの基準を満たす3つのネット証券
この3つの基準で選んだネット証券会社は以下の3社になります。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
それぞれの特徴を、以下に紹介していきます。
1.SBI証券
低コストで将来的に幅広く投資をしたい人には必須です。「2020年 オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」にて、5年連続の1位を獲得をしており人気の高いネット証券です。
SBI証券のメリット
- 国内ネット証券での口座開設がNo.1
- 手数料が安い(25歳以下は無料)
- 米国ETFの代表的な9銘柄は手数料が無料
- 世界各国への投資が可能
- IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップ
- Tポイントで投資信託の買付可能
- つみたてNISAの取扱銘柄は業界最多クラス
SBI証券のデメリット
- 取引ツールがつかいにくい
- ホームページの情報量が多く見にくい
取引ツールについては不満の声が多いですが、アクティブに運用することがなければ気にならない程度です。日本株だけではなく、つみたてNISAや米国株などの取り引きも視野に入れているのであれば、選ぶべき証券会社となっています。
2.楽天証券
楽天ポイントを利用できるのが最大の特徴です。楽天銀行や楽天カードを契約をしている人にはメリットの多い証券会社です。
楽天証券のメリット
- 取扱い商品はSBI証券に遜色がない
- 楽天ポイントの利用・貯蓄ができる
- 楽天会員なら最短30秒で口座開設の申し込みができる
- 米国ETFの代表的な9銘柄は手数料が無料
- つみたてNISAの取扱銘柄は業界最多クラス
- プロトレーダーが利用するツールが無料で使える
楽天証券のデメリット
- 表示不具合などがたまに起こる
- スマホアプリが使いにくい
サービス自体はSBI証券と遜色なく国内でもトップクラスのネット証券です。ツールの使い勝手と普段利用するポイントサービスで好みにわかれます。
3.マネックス証券
米国株に強みがあるのが特徴です。SBI証券や楽天証券は2000本程度ですが、マネックス証券では3400本取り扱っています。また、IPOの抽選も預かり資産にかかわらず、当選確率が公平という点で口座開設する人が多いです。
マネックス証券のメリット
- 米国株取り扱い数No.1
- 米国ETF9銘柄の買付手数料をキャッシュバック
- 米国ETFの代表的な9銘柄は手数料をキャッシュバック
- 公平なIPO抽せんルールで個人投資家に人気
- 1注文30万円までなら手数料の安さはトップクラス
- つみたてNISAの取扱い本数も豊富
マネックス証券のデメリット
- 50万円以上の売買手数料が割高
IPOの当選狙いの人には必須のネット証券です。
登録の流れ
ネット証券は、自宅からインターネット経由で口座開設ができます。以下の画像はSBI証券のものですが、他の証券会社もほぼ同じ流れです。
登録の際には、マイナンバーカード(または通知カード+身分証明書)と銀行口座情報が手元にあるとスムーズにすすみます。
まとめ
それぞれ特徴はあるものの大差はないので、好みのものを選んでも失敗することはありません。
いづれも口座開設費用は無料です。そのため、全てに申し込みをして使い勝手を試してから本命を決めるのもよいでしょう。