FIRE おすすめ本 投資する

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門を要約!三菱リーマンFIRE本

2020年10月8日

本書は、社会人初日に会社に違和感を覚え「30歳でアーリーリタイアする」ことを決意し、宣言通り30歳でセミリタイアを達成した著者の投資法やFIREを日本で実現するための戦略を書いた1冊です。

FIREを目指す人は三菱サラリーマンのFIRE本といえば、聞いたことがある人もいるかと思います。

本ブログでは『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』の概要と、どのような人におすすめなのかを解説します。

『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』の概要

著者がアーリーリタイアを目指すことになったきっかけ

本書は、著者がアーリーリタイアを目指した背景から説明がされています。著者は、高校時代に北京に留学し、様々な国の人と接することで価値観の多様性を感じていました。

そして、就職活動をする中で、皆同じような髪型・格好で、いかに無難にやるか、いかに「正解」とされる立ち振る舞いをするかに一生懸命な日本社会の在り方に違和感を感じたそうです。

その後、三菱グループの大手企業に就職したもののその違和感はぬぐえず、入社初日に「自分自身を押し殺して生きていく」サラリーマン生活への窮屈さを感じ、30歳でアーリーリタイアすることを決意しています。

投資スタイルの確立

著者は中学生のころからお金に興味があったため、FX(外国為替証拠金取引)から投資をはじめています。

地道に利益を積み重ねるものの、

・市場をいくら研究しても値動きは読めないと痛感

・利益を積み上げても、結局何度も失うことを経験

していくことで、FXに限界を感じていました。

そして、夜中も市場が気になり損益だけではなく精神的にも消耗するような投資は永続的ではないことに気づき、株式の長期投資に軸足を移しています。長期的に心穏やかな状態で安定的に利益を積み上げる仕組み作りを模索した結果、配当金を継続的に積み上げることが好適という結論に至っています。

あとは収入の8割を株式買付に回す単純作業

投資手法が確立されたら、あとは収入を投資にまわすだけとのことですが、著者がずば抜けてすごいのは収入の8割を投資に回していたことです。

給与の大部分を投資に回すこと」と「支出の最適化を両輪として、優良と判断した高配当株・連続増配当株に投資する」ことが、資産形成をするうえで最も大切なポイントとしています。このような努力により、著者は宣言どおり30歳でセミリタイアを達成しています。

『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』はこのような人におすすめ

『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』はこのような人におすすめします。

  1. 出来るだけ早く会社をやめてアーリーリタイアしたい人
  2. 収入が低くいけどアーリーリタイアの実現性を探りたい人
  3. 高配当・連続高配当株投資を詳しく理解したい人

それぞれについての理由を詳しく解説します。

出来るだけ早く会社をやめてアーリーリタイアしたい人

本書は日本でのFIRE実現の具体例が書かれた1冊です。

よって、アーリーリタイアへの考え方や背景が日本社会の問題になぞらえているのが特徴です。サラリーマン生活に嫌気がさして早く自由な生活をしたいという人には、とても身近な内容で共感できる部分も多いと思います。

収入が低くいけどアーリーリタイアの実現性を探りたい人

著者は収入の8割を株式の購入にあてていることからわかるように、徹底した倹約生活をしています。その倹約生活のあり方も参考になりますが、そもそも本書は誰でも実践できる再現性を意識して書かれています

著者は三菱グループの大企業に所属していたので、年収が高いから成功したのではと思うかもしれません。しかし、本書内には様々なケースを想定した実現方法も紹介しているので、年収が低い人にとっても参考になります

高配当・連続高配当株投資を詳しく理解したい人

このブログで紹介してきた内容は本書の前半の部分です。大半はタイトルどおりに高配当・連続高配当株への投資法がしっかりと説明されています

また、おすすめのETF株や個別株についても詳しく解説しています。内容もとてもわかりやすく書かれているため、これから高配当・連続高配当株への投資を検討している人にとって有益な情報が満載です。

アーリーリタイアを目指していない人でも、投資に興味があるのであれば読んでおいた方がよい内容です。

『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』を読んでの感想

日本の文化に違和感を感じ、自分らしい生活を目指すことから始まる冒頭部分から共感できることが多かったため、とても親近感を感じながら読み進めることができました。特に、収入の8割を投資に回すというところにおいては、かなりの倹約生活をされているとイメージしていました。

しかし、本書は終始して「生き方」にこだわって書かれているため、厳しい倹約生活でも著者は「人間らしさ」は捨てずに生活していたことが想像できます。若くしてアーリーリタイアした人がその後どうなるのかも気になりますが、著者はSNSやブログでも発信しているため、それを見ることも本を読んだ後の楽しみになります。

このように、「資産形成入門」というタイトルでマニュアル的なものを想像しますが、偉大なる目標を達成した著者のライフスタイルも垣間見える人間味のあふれた1冊となります。

-FIRE, おすすめ本, 投資する

© 2021 株式投資ナビ Powered by AFFINGER5