人生に1度くらいは、
「1億円あったら会社辞めたいなぁー」
と思ったこと、ありますよね?
最近は、もう働かなくてもよいくらいお金を貯めてしまって、30代とか40代のうちに会社を辞めようとする人が増えています。
昔でいえばアーリーリタイアなのですが、最近ではFIRE(Financial Independence, Retire Early movement)とも呼ばれています。
ただ普通に考えても、サラリーマンが1億円を貯めるのは相当難易度が高そうです。
40代の平均貯蓄率が666万円なので、宝くじでもあたらない限り1億円を手に入れることは夢のまた夢です。
しかし、最近ではビットコインによる投資機会だったり、個人でもYouTubeなどで稼げる時代になったということで、普通のサラリーマンでも1億円を手にする機会が増えています。
そして実現する人が増えることで、再現性のあるノウハウなども公開されはじめているので、10年前と比べるとサラリーマンでも1億円を手に入れることはかんたんになってきています。
そこで本記事では1億円を手にするために、どのような可能性があるかをまとめました。
ビットコインなどの投資トレンドに乗る
ビットコインやバブル相場に乗るのは、多くの人が夢見る手段です。しかし、そのトレンドに乗れるのも一握りの人で、普通の人にとってはギャンブルとほぼ変わりません。
問題は次に来る何らかのバブルをどうやって察知するかです。また、察知した時にそれだけの資産と度胸があるか。失敗すれば、資産の多くを失うことになるので、リスクはかなり高いです。
起業して上場をめざす
起業して上場できる確率は、宝くじにあたる確率と同じくらいだそうです。
仕事をすることが好きであれば、その延長線上で考えるのはよいかと思います。
しかし簡単なことではなく、人生の多くを仕事にささげることとなるので、それなりの覚悟は必要となります。
ストックオプションを狙う
仕事に没頭し、所属する会社の成長に中心となって貢献できる実力があるのであれば可能性はあるかもしれません。
私自身、2005年頃からネットベンチャーで働いていますが、億り人になった同僚は10人近くおり、ほとんどが保有するストックオプションが大きく増えたことで実現しています。
もうネットベンチャーでは難しいかもしれませんが、新しい産業が立ち上がったタイミングではチャンスがあるかもしれません。
自分自身が事業拡大をリードする実力があることと、タイミングもあるので難易度は高いです。
副業で稼ぐ
副業といっても、1億円を稼ぐのであればターゲットはブログや動画などのコンテンツでの収益です。
ネットであればコンテンツをアップするだけで、不特定多数の人に見られるので、労働と比例せず収益は上限なく増える可能性があります。
そして、このようなコンテンツビジネスの成否は、やってみなければわからないことが多いです。
最近ではたくさんの人がやっているので競争が激しくなり、大きく稼ぐことは難しくなってきていますが、初期投資はそれほどかからないので、気になる人はまずはチャレンジしてもてもよいと思います。
不動産投資
不動産投資の魅力は手元資金が少なくても、銀行からの借り入れでレバレッジをかけての投資ができることです。
時間はかかりますが、リスクの少ない地方の中古物件などからはじめ、着実に数年かけて積み上げて行けば1億円到達は夢ではありません。
一方、勉強不足で利益の出ない物件をつかまされたり、市況などの経済条件が悪化し利回りがマイナスになった時には、すぐに撤退できないというリスクもあります。
ひどい場合は、不動産投資のマイナス分を補うために働いているという本末転倒な話もよく耳にします。
また中古物件は所有者との売買交渉があったり、資金は銀行からの借り入れの交渉が必要など、知識をつけるだけではなく手間もかかります。
かなり多くの時間と知識を必要としますが、それを惜しまない努力ができるのであればよい機会になります。
株式投資(個別株投資)
ビットコインなどの仮想通貨ほどのリスクはありませんが、プロでも損失を出すこともある難しい投資手法です。
株価チャートの読み方を学んだり、常日頃から企業分析をするなど、とても多くの時間を費やすことが求められます。
個別株投資で長い期間勝ち続けることは難しいため、億を稼ぐためには短期的にテンバガーと言われるような急成長株で大きく利益を出すことを何回か繰り替える必要があります。
実際に、このような手法で億を稼いだ人の本は山ほどありますが、このような人たちはかなりのレアケースです。
そんな神がかり的なことはほとんどできないため、実現可能性はかなり低いと考えたほうがよいです。
株式投資(インデックス投資)
確実に資産を増やすのであればインデックス投資が最適です。素人でもほとんど知識を必要としないのも魅力です。
インデックス投資の利回りは、平均的に5%~8%です。そのため20年で1億円貯めるとなると毎月20万円以上をコンスタントに投資する必要があります。
そのため、投資というよりも20万円を毎月投資できるくらい稼ぐ力が求められます。稼ぐことは本業の給与でも良いですし、副業で稼ぐてもよいです。
就職直後から給与の高い職業である医師や金融系の会社の人であれば、実現可能性は高いです。
普通のサラリーマンの場合は、稼ぎを増やす、節約する、副業で稼ぐなどの複数要素が必要となります。
まとめ
私自身、普通のサラリーマンですが、現在6000万円の資産を持っています。
それを作るためにしたことは、今回紹介した内容の合わせ技です。
- 年収をあげてできるだけ稼いだ
- それを、株式投資(個別株)で増やした
- ストックオプションも少しだけもってた
- 株式投資(インデックス投資)で更に増やした
今は1億円をめざしています。
そこまでの手段は株式投資(インデックス投資)の一択です。
6000万円あれば、リスクなく確実に増やせる方法でも元手が大きいので、自然と増えていくからです。
このように、普通のサラリーマンで1億円を手に入れられる確率が高いのは、株式投資(インデックス投資)です。
本業での年収、もしくは副業収入により、就職してから毎月20万円以上投資ができれば40代での実現は可能です。
また、50代での実現をめざすのであれば毎月15万円でも可能です。株式投資は複利がありますので、投資期間が長ければ長いほど有利です。
ビットコインや起業などでチャレンジしてもよいですが、株式投資(インデックス投資)のように、より成功確率が高い手法があることは知っておいて損はないと思います。
インデックス投資について詳しく知りたい人は、次に紹介するブログも読んでみてください。
投資期間は長ければ長いほどお金が増えますので、気になる人は早くはじめるようにしましょう。
素人でもプロに勝てる!インデックス投資について詳しく解説
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