12月はコロナ向けワクチンの承認と追加経済対策の合意という2つのイベントがあり一段の株高が予想されています。
しかし、材料出し尽くしとテスラのS&P500の採用、また年末に向けた利益確定売りによる短期的な調整が入ることも懸念されるため、現金比率を増やしています。
毎月月初にポートフォリオを更新しているのですが、今月は組直しを検討しているので中間報告をしようと思います。
現金比率を増やすことの判断基準
長期投資は株のプロでなければ「バイアンドホールド(買ったら売らない)」が良いとされていますが、私はそれをそのまま実践することに疑問を持っています。
理由としては、以下があげられます。
・全ての株式を「バイアンドホールド」する必要はない(一部は動かしてもよい)
・市場の警戒感が高い時はリスクヘッジも必要
・アノマリーも味方につけたい
このように一部資産においては流動性があってもよいと考えています。
そして今回、ポートフォリオの一部を現金化するにあたり以下を理由に判断しています。
・ほぼフルインベストに近い状態で株式に投資していた
・今年は利益が充分出ているので不安がある時に無理してチャレンジする必要はない
・利益率が10%超える銘柄もいくつか出てきているので一部利益確定してもよい
・ポートフォリオの組み換えを考えており売り時を探していた
そして、ワクチン承認の動きをみて株式の30%ほどを現金化しています。
今は、どっちに転んでもよい状態
7割が株式、3割が現金(確定拠出年金を除いた割合)なので上がっても下がってもよい状態で待っています。
希望をいうと、更なる株高に向けて一度調整が入ってほしいところです。
直近の戦略は、以下と考えています。
・5~10%ほど下がる = 全力で株式を購入
・平行線 = 28日以降に物色しながら一部株式を再購入
・上がり続ける = 見届ける
短期的に考えているので、今年の最終週には結論が出ていることになります。
現状のマイポートフォリオ
特に業績の回復に時間がかかりそうな個別株は売却比率を高くしています。
また、ETF比率を増やしたいのと、ETFも分散させたいのでIAU、VWOを追加購入しています。
チャレンジ枠のNIOは株価の浮き沈みが激しく、何度も売りたい衝動にかられながら我慢しているところです。
年末の取引の結果は、また1月上旬に報告します。
※11月末時点のポートフォリオは、以下の記事にあるとおりです。
参考【目指せFIRE】2020年11月末のポートフォリオと配当金推移
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