目次
はじめに
まずは、自己紹介です。
自己紹介
- ネット企業で10年以上のマネジメント経験
- 今まで200人以上の部下を持つ(サービスの入れ替わりが激しく毎年の組織変更がある)
- 中途採用比率も高いため多種多様の部下と接する
- 自身のキャリアと一生余裕のある資産形成をするためにあれこれと取り組む
結果として
新卒入社時→現在:年収280万円→1000万円、金融資産マイナス30万円→4000万円)
このブログは私自身の経験や知識を共有することで、読んだ人が将来幸せになることを目的としてます。
少しでもみなさんが「参考になった」とか「役に立った」と言ってくれると嬉しいです。
その1 何のために働くかを定義する
20代のうちは、勢いだけで「何のために働くのか」を考えなくても幸せに生きていけます。
ただ、40代で「仕事がつまらない」「この会社で定年まで過ごすのは不安」「貯金がない」などいう状況だった場合に、20代のうちにちゃんと考えておけばよかったと思う人はとても多いです。
ライフプランから考える
後悔しないためにも20代のうちに漠然としたものでもいいので、40代はこういう生活をしていたいというライフプランを作ることをお勧めします。
例をあげるとこんな感じです。
ライフプランの例
- ネットビジネスでいつでもどこでも稼げるようにして、南の島で暮らしたい
- 趣味にも時間をつかいたいので、株などで資産形成してセミリタイアを目指す
- 1つの会社に依存したくないので、副業でも収入を得られるようにしたい
考えるだけなら、結構簡単ですよね。
これらは若いうちから少しづつ取り組めば実現可能なので、このブログ内で紹介していきます。
キャリアプランを考える
これらのライフプランを実現させるために、それを実現するためのキャリアプランに落とし込みます。
こっちのほうが大変です。
ライフプランは理想を描けばいいので誰でも好きなように作れますが、キャリアプランは今の状態をスタート地点として作るので人によってバラバラです。
所属している会社、今の年収、もっているスキル、金融資産、家族構成などが影響してきます。
詳しい書き方は、こちらのブログで紹介していますので参考にしてください。
何のために働くのかを明確にする
人によって答えは違うかもしれませんが、少なくても仕事は幸せな人生を送るための手段であることは間違いないです。
しっくりくるライフプランを描けたなら、それの実現するための手段として仕事があります。
意味もなく仕事をしている人はほとんどいないと思います。
ただ目的が漠然としている、もしくはそれを実現させるための行動をしていないために、時間が経つにつれ夢や希望が薄れていくという人は多いです。
若いうちに目的を決め、その目的を実現させるために日ごろから行動を積み重ねることで実現に近づいていくのです。
環境のよい会社で働くことを意識する
仕事はライフプランを実現させるための手段にすぎません。
ただ、そのライフプランの実現には10年、20年の時間が必要となることが多いです。
長い期間働くのであれば、好きなこと、得意なことを仕事にしたほうがよいですし、気の合う仲間や尊敬できる上司と働いたほうが人生としての充実度は高いです。
多少なりとも給料が安いとしても、10年~20年働くとしたら自分が働きやすい会社を選ぶことを私はお勧めします。
また、次にあげる「稼ぐ力」をつけていれば転職時に多くの選択肢ができるので、働きやすい環境に行きやすくなります。
その2 稼ぐ力をつける
給与ランキング上位の会社に入社し、普通に頑張れば30代前半で年収1000万円とかの人もいますが、そういう人はこのブログを読まないんじゃないかと思ってます。
年収が300万円そこそこなんだけど、40代でアーリーリタイアしたいとか1億円貯めたいとかという人がこのブログのターゲットです。
私も新入社員のころは年収は280万円でした。しかも浪人と留年を重ねての卒業だったので27歳の頃です。
それでもジョブチェンジや転職を行い、10年ちょっとで年収1000万円に到達しています。
その経験からどのようなことを行えば、「稼げる力」がつくのかをまとめてみました。
僅かなことでも毎日成長のための取り組みをする
これは読書でもいいですし、毎日日記を書くとかでもいいです。
1日1歩でも前に進んでいることを実感することが重要です。
気を付けたほうがよいのは、例えば「新聞を読む」とした場合、新聞を読んだから成長したと勘違いしないことです。
よくいう「手段が目的になる」ってやつですね。
自分自身が成長を実感できてることが重要で成長できなくなったら、他の手段に切り替えたほうがよいです。
基本的なスキルや知識を身につける
基本的なスキルをつけるための努力をおろそかにしてきたために、40歳過ぎて可哀相な扱いを受けているおじさん達をたくさんみてきました。
スキルをつけるために学習する、それを実践で試して身につけるという努力はとても大切ですし、将来の大きな資産にもなります。
仕事で活かせるのは当然ですが、こうしてブログを書く時でさえも大きく役立っています。
社会人として身に着けるべきスキルは以下にあげています。基本的なところは全て抑えたほうがいいですが、まずは今すぐ役にたちそうなものから取り組むのがよいです。
身に着けたほうがよいスキル
- 「ロジカルシンキング」職種関係なく必要。君はロジカルだね!と上司に言われたら勝ち組。
- 「コミュニケーション力」職種関係なく必要。最近はチャットもあわせて使いこなせるとよい。
- 「問題解決力」職種関係なく必要。ロジカルシンキングとあわせて一番使う機会が多いかも。
- 「判断力」何かの責任者になるのであれば必用。若いうちは勢いも大事。
- 「交渉力」あったほうがよい。ただし人間性ができてないと恨まれることがある。目指すはwin-winな交渉。
- 「企画力」職種による。仕事でつかわなくても飲み会のセッティングなどで必要になることもある。
- 「プレゼン力」人による。評価面談で役に立つことがあるので身に着けておいて損はない。
- 「ファシリテーション力」リーダーは必用。ただし問題解決力がないと会議が一向にしまらない。
- 「情報収集力」ない人よりもある人のほうがよい。それを社内共有すると好感度もあげられる。
これだけあって大変ですが、それぞれのジャンルで関連書を2冊づつ読めば基礎は身に付きます。
業務として成果に直結するものは、より多く読むことや、より難しい本で深掘りするなどをするのがよいです。
効率的に読書をしたい方はこの記事にまとめているので、お時間ある時に読んでみてください。
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参考【社会人のための目的別読書法4選】仕事の成果につながりやすい読書術
続きを見る
会社で設定された個人目標は何が何でもクリアする
会社にもよりますが1年または半年単位で目標設定をすると思います。これを何が何でもクリアするのは「稼ぐ」ためにはとても大切です。
また運もありますが、何回かに1回は120%や150%達成など圧倒的な成果をだすことも重要です。
ほとんどの会社が目標達成度の高い人から評価をあげていくので目標達成は「稼ぐ」ために一番効果が高いです。
また、必ず目標を達成させることを積み重ねていくことで「評価があがる」だけではなく「約束を守る」ことや「自分に妥協しない」という良い習慣がつきます。
これは、その後の人生において、とても貴重な資産になります。
参考までに、私が若いころ上司に教わったことで今でも役に立っている話があります。
「約束を守ることは大切だけど、すぐ次の約束をすることも大事。しかも前の約束よりも少し難しく設定すること。そうやって毎度約束を守ることを繰り返していくうちに、その人から信頼を得られるようになるよ。」
また、設定する目標が簡単だと意味がないので、そこそこ頑張らないと達成できないくらいのレベルでの目標設定も大切になります。
「稼ぐ力」をつけるポイントは、以下のブログでも詳しく書いているので参考にしてみてください。 続きを見る
参考若手サラリーマンが年収をあげるために取り組むべき3つのこと
その3 貯める力をつける
多くの人のライフプランを実現するためには、ある程度のまとまったお金は必要になります。
また、これは私の個人的な考えですが充分な貯蓄があることで幸福度はあがりますし、選択肢も増やすことができます。
住むところ、食べるもの、着るもの、旅行の行き先などお金に左右されることが多いです。
株や不動産の投資にはリスクもありますが、複利など時間をかけることで今あるお金を何倍にもしてくれるメリットも大きいです。
少ない元手でも時間をかければ大きな資産とすることもできるので、投資に対する正しい知識をつけることはとても大切です。
お金についての正しい知識をつける
日本では残念なことに義務教育期間に、学校でお金に対する知識を得る機会がないので、自らで勉強して知識を得ることが必用です。
ただ、ほとんどの人が投資に対して無関心であったり、興味があっても調べない、行動しない人がほとんどです。
また、きちんと学習しないがために、興味をもってすぐに損する商品や利益のでない商品をつかまされることがあります。
お金を有効に積み上げるためにも、正しい投資知識を学ぶことは重要になります。
まずの入り口としては、有名な『金持ち父さん』シリーズをお勧めします。以下の記事にもまとめてあるので参考までに読んでみてください。
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参考金持ち父さん貧乏父さん要約!抑えておくべきポイントを整理
続きを見る
貯蓄の目標金額を決める
資産は多ければ多いほどいいのですが、そのために無理のある投資計画をたてたり、リスクの高い投資商品を選択するなどして、実現性の薄いプランになってはあまり意味がありません。
少ないリスクで今の生活に負担なく継続的に投資をすることが大切です。
定める目標はライフプランを実現するために必要な金額に収めるのがよいでしょう。
いつまでにいくらという形で金額を設定してください。
参考までに、こちらの記事はアーリーリタイアやセミリタイアを目指す人向けに書かれていますので興味があれば読んでみてください。
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参考【FIRE】サラリーマンが早期退職するために知っておいたほうがよいこと
続きを見る
実現に向けたシミュレーションをする
目標の金額と年齢がきまったら、実現手段を考えます。
「宝くじをあてる」などという実現可能性の低いプランではなく、現実味のあるプランをたてることになります。
将来資産を算出するために、以下の項目を決めていきます。
「毎月の投資額」
よくわからなければ、『バビロンの教え』にもあるように、まずは収入の1/10から始めるのがよいです。
この割合は年収が増えていくにつれてあがっていきます(現在、私は収入の1/3を投資しています)。
支出を減らすことで投資額を増やすことはできますが、人間らしい生活は保てる程度にしましょう。
年利目標
3%~8%くらいに設定するのが妥当です。
利率は高ければ高いほどリスクのある商品となります。
若いうちは高め(6~8%)に設定し、貯蓄額に応じて徐々に落としていくのがよいです。
なお銀行に預金していた場合の年利は0.002%で、お金はほとんど増えません。
例えばですが、預貯金ゼロの状態から毎月10万円の投資額で年利6.5%の運用をしたとします。
それを20年間続けると約4700万円貯めることができます。銀行への預金だけだと年利がほぼないので2400万円です。
足りない場合は毎月の投資金額を増やす、もしくは目標達成までの年数を後ろにするなどのチューニングをしてみてください。
何に投資するかを決める
投資対象はいろいろありますが、個人的には多くの人が実践していて再現性の高いインデックス投資をおすすめします。
いろいろ勉強して自分で投資先を探したいという人はそれでもよいと思います。
ただし、それには多くの時間を費やす必要があります。
ただ、あなたが若手サラリーマンであれば、投資に対する勉強はほどほどにして「稼ぐ力」をつけるための勉強に時間をつかったほうがよいです。
収入が多く、そこまで倹約しなくても毎月安定して投資金額を作れるほうが、無理なく長く続けることができます。
仕事である程度の年収を得るまでは、先人の知恵を借りて再現性の高い投資をした方が収入も資産も増やすことが可能となります。
株式投資口座を開設する
投資は「習うより慣れろ」という言葉がとてもよく当てはまります。
なんの知識もなく不動産投資という難しいものから始める人が結構いますが(私のまわりにも多いです)、まずは数万円から始められる株式投資から慣らすのがよいと思います。
また、口座開設が面倒で後回しにするので、なかなか投資が始められない人もたくさんいます。
投資ほどやるかやらないかで、人生に大きく差が出るものはありません。
ネット証券は口座開設が簡単に行えますし、手数料も安いので早めに登録しておいた方がよいです。
まとめ
本記事の内容をまとめると、以下になります。
出来ることから少しでもはじめてみてください。
本記事のまとめ
「社会人として成功するためにサラリーマンが20代のうちにやっておいたほうがいいこと」
- その1 何のために働くかを定義する
-ライフプランから考える
-キャリアプランを考える
-何のために働くのかを明確にする
-環境のよい会社で働くことを意識する - その2 稼ぐ力をつける
-僅かなことでも毎日成長のための取り組みをする
-基本的なスキルや知識を身につける
-会社で設定された個人目標は何が何でもクリアする - その3 貯める力をつける
-お金についての正しい知識をつける
-貯蓄の目標金額を決める
-実現に向けたシミュレーションをする
-何に投資するかを決める
-投資口座を開設する